秋が深まり、コートやニットを新調したくなる季節。
今年のファッションシーンでは、「素材感×色の調和」がトレンドキーワード。25ansやHarper’s BAZAARなどが発表した「2025AWトレンドカラー」をもとに、PEPARが“日本人女性に似合う”6つの色を厳選しました。
欧米ブランドの華やかさに頼らず、肌色・質感・ライフスタイルに寄り添った着こなしを提案します。
レッド:ホリデーシーズンの主役になる深みの赤

2025秋冬では、各ブランドがこぞってレッドを打ち出しました。特に年末のホリデーシーズンが近づくと人気が高まる色。華やかさと温かみを同時に演出できる万能カラーです。
ただし、日本人が着るなら“純粋な赤”よりも、やや落ち着いたレンガレッドやワインレッドの方が顔なじみがよく上品な印象に仕上がります。例えば、ベーシックなグレーのパンツに赤のカーディガンを合わせると、華やぎをプラスしながらも日常に溶け込みます。

グレー:静かな存在感で引き締める上質カラー

グレーは今季のベーシックトレンドの中心にある色。
特に、冷たすぎず温かみを感じさせる“ウォームグレー”が注目されています。
この色の魅力は、どんな色も受け止める包容力。レッドやブルーグリーンなどの主役カラーを引き立てながらも、自身が主役になる静かな存在感があります。
日本人テイストに合わせるなら、グレーのトップスにアイボリーのボトムス、足元は黒のブーツ。それだけで“静かな上質感”が漂い、年齢を重ねるほどに似合う洗練スタイルが完成します。

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ブラウン:春夏から続くトレンドが秋冬で深化

今季、春夏から引き続き人気なのがブラウン。
秋冬ではより深く、チョコレートやマホガニーのような“濃密ブラウン”が多く登場しています。
日本人の肌色になじみやすく、柔らかさと知的さを兼ね備えた色。例えば、ブラウンのコートに白Tと黒パンツを合わせると、都会的で抜け感のある印象に。
また、トーンの異なるブラウンを重ねる“ワントーンコーデ”も今年らしいコーデのひとつです。シンプルなのに奥行きのあるブラウンは、“大人の余裕”を自然に語ってくれます。

ブルーグリーン/レトロブルー:新鮮さと知性を併せ持つニュアンスカラー

ファッション誌でも注目されるのが、青に緑をひとさじ混ぜたようなブルーグリーン。冷たさの中に優しさを含むこの色は、秋冬コーデに爽やかな深みをもたらします。
日本人の肌に合わせるなら、グリーン寄りの中間トーンがおすすめ。
くすみすぎず、かといって鮮やかすぎない“ミドルトーンブルー”は、日常使いにちょうどいいカラーです。
たとえば、ネイビーコートのインナーにブルーグリーンのニットを忍ばせるだけで、ぐっと今季らしい表情に仕上がります。

ペールピンク:上品な甘さで秋冬を軽やかに

ペールピンクは、秋冬の重たい配色に“光”を与える存在。
ローズグレー寄りの落ち着いたピンクを選ぶと、大人の女性にも取り入れやすくなります。
例えば、グレーのコートにペールピンクのニットを合わせると、柔らかく華のある印象に。
ブラウンやベージュのボトムスと合わせれば、優しいグラデーションが生まれ、甘さを抑えた上品な女性らしさを演出できます。

レオパード柄:静寂の中に潜む“遊び心”
そして今季、静かなトレンドに逆行するように密かに人気を集めているのがレオパード柄。「クワイエット・ラグジュアリー」に飽きた感度の高い層が、あえて柄を楽しむ流れが生まれています。
日本人が取り入れるなら、全身ではなく“ワンポイント”で。
スカーフやバッグなど小物で添えるだけでも、印象が引き締まり、スタイル全体に奥行きが生まれます。静けさの中に宿る遊び心を感じさせる、大人の余裕を表現できます。

いかがでしたでしょうか。
トレンドカラーをトップに持ってくるのではなく、差し色やインナーとして取り入れ、グレーやシックなカラーと組み合わせれば今年らしい秋冬ファッションを気軽に楽しめますね!
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