誰でも1枚は持っているブランドと言えば、ユニクロと言っても過言ではないはず。
ユニクロは、世界的なブランドとのコラボレーションを楽しみながら、ファッションの新たな可能性を拓いてきました。 高品質でありながら手頃な価格を実現し、多くのファンを魅了しています。 今回は、ユニクロの主要なコラボレーションを時系列で振り返り、それぞれの特徴や反響をご紹介します。
■ 2009年~:「+J」byジル・サンダー

ミニマリズムの巨匠、ジル・サンダーとのコラボレーション「+J」は、2009年にスタートしました。精選されたデザインと高品質な素材が特徴で人気を博しましたが2011年に一度終了しましたが、2020年には再スタートし、世代を超えて人気となっています。SNSでは「この価格でこの完成度」「即完売」といった声が続出しました。
2020年に再スタートした際、ファッションメディアWWDのインタビューでジル・サンダーは「チェスターコートは思い入れがあるアイテム」と回答。すっきりとしたシルエットは多くのファンを魅了しました。
■ 2014年~:イネス・ド・ラ・フレサンジュ

フレンチシックの象徴、イネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボは、2014年からスタートしました。上品で洗練されたカジュアルスタイルが特徴で、幅広い世代に支持されています。2024年春夏コレクションをもって、10年間のコラボレーションが終了しました。シンプルでありながら女性らしいラインが表現されたアイテム達は、従来のユニクロにはないシルエットと柔らかなカラーで多くの女性の支持を集めました。
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■ 2016年~:「Uniqlo U」byクリストフ・ルメール

クリストフ・ルメールはパリのデザイナー。自身のブランド (Lemaire) や、Lacoste、Hermèsなど、数々のブランドでアーティスティック・ディレクターを歴任し、その才能と洗練されたデザインナーとユニクロが2015年にタッグを組み、コラボが誕生しました。
またクリストフ・ルメール率いるデザイナーチームが手がける「Uniqlo U」は、2016年から展開されています。構築的なシルエットと絶妙な色使いが特徴で、毎シーズン注目を集めています。2025年SSでもパステルカラーを基調とした鮮やかながら、軽やかなアイテムを発表しています。
■ 2017年~:JWアンダーソン

北アイルランド出身のデザイナーブランド、JW ANDERSONとのコラボは2017年から継続中です。英国らしいデザインとユニクロの機能性が融合し、ジェンダーレスなスタイルが人気。デザイナーのジョナサン・アンダーソンは、2023年にCFDAインターナショナルデザイナーオブザイヤーを受賞しました。
2025年、ジョナサン・アンダーソンはディオールの統括ディレクターに就任。各ライン毎にディレクターが異なるのが常識であったハイブランドの中、異例の抜擢となりました。今注目のジョナサン・アンダーソンとユニクロのコラボはますます注目の的です。
■ 2018年~:マリメッコ

フィンランドのデザインブランド、マリメッコとのコラボは2018年に初登場しました。世界19の国と地域のユニクロ店舗限定にて展開され、鮮やかなプリントとユニクロのシンプルなデザインが融合しました。さらに2024年にはコラボ企画が本格始動。コレクションでは、夏のピクニックをテーマにしたアイテムが登場しました。鮮やかでカラフルな色使い、柔らかなキャラクターなど女性ファンが多いマリメッコとのコラボを心待ちにしていた女性も多いはず。
■ 2016年~:Theory(セオリー)

ニューヨーク発のブランド、セオリー。コンテンポラリーな女性向けに、ベーシックなアイテムにさりげなくトレンドを取り入れたデザインが特徴のセオリーとのコラボは2012年にメンズのダウンジャケットから断続的に行われ、2016年にはウィメンズでも展開されました。シンプルで洗練されたデザインと快適な着心地が特徴で、ビジネスシーンからカジュアルなオフの日まで、あらゆるシーンに対応したアイテムが揃いました。
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■ 2023年~:アニヤ・ハインドマーチ

キョロっとしたおもちゃのような目がかわいいアニヤ・ハインドマーチとユニクロとのコラボ企画は持っている人も多いはず。バックを中心とした英国のデザイナー、アニヤ・ハインドマーチとのコラボは2023年にスタートしました。遊び心あふれるデザインとユニクロの機能性が融合し、ニットやアクセサリーが人気を集めています。2025年には、Tシャツに特化した「T-SHIRT SHOP」コレクションが登場しました。
目がついたシンプルな1枚ですがなぜか愛らしく憎めない、そんな大人の遊び心を表現できるアイテム達です。
■ 2023年~:「UNIQLO:C」byクレア・ワイト・ケラー

元ジバンシィやクロエのデザイナー、クレア・ワイト・ケラーが手がける「UNIQLO:C」は、2023年秋にスタートしました。フェミニンなシルエットと上質な素材が特徴で、大人の女性に向けた新たなスタイルを提案しています。メーガン・マークルもこのコレクションのファンであることを公言しています。
いかがでしたでしょうか。
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ユニクロのデザイナー&ブランドコラボは、「デザインと機能性の両立」を軸に、時代ごとのニーズに応えてきました。ラグジュアリーのエッセンスを日常着に落とし込んだコレクションは、今後もファッション界に新しい価値を届けてくれるはずです。

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