2025.12.22更新
もうすぐクリスマス!配達のバイクにまたがったサンタさんや、ティッシュ配りをするサンタさんなど町中でも色々なサンタさんを見かけますが、共通しているのは赤と白の洋服。
今回はサンタのルーツと、なぜ今のようなサンタの服が赤と白になったのか、そんなサンタの洋服についてお届けしたいと思います。

サンタクロースのルーツは聖人ニコラウス。金貨を投げて人々を救った人物。
サンタクロースのルーツとして知られているのは、聖人ニコラウスです。聖人ニコラウスは西暦270年近く誕生したとされるキリスト教の主教(司教)。子ども達や恵まれない人々のために尽くした人として有名ですが、その中でも3人の娘が居るとある貧しい家庭に、聖人ニコラウスがそっと金貨を窓から投げ入れ結婚資金を与え救ったという話はよく知られています。
この金貨がたまたま暖かい炉のそばにあった靴下に入ったことから、クリスマスには靴下を飾っていると言われているのです。
また恵まれない人々のために尽くされた姿から、聖人ニコラウスがサンタクロースのルーツになったと言われて現在に至っています。
しかし聖人ニコラウスとサンタクロースの中にはもう1人、サンタクロースの原形とされる人物がいるのをご存じでしたか。
その方とは、聖人ニコラウスの伝説を基にオランダの神話に登場するシンタクラース(またはシント=ニコーラ―ス)です。

※シンタクローの画像
考えとサンタクロースのルーツは
聖人ニコラウス → シンタクラース → サンタクロース
と変化していたという事になります。
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赤と白の服はキリスト教の典礼のため。
サンタクロースのルーツとなったが聖人ニコラウスということではありましたが、ではなぜサンタと言えば赤と白の決まった服装だったのでしょう。
そこにはカトリック教会の典礼(典礼とは:定まった会見・儀礼あるいはこれを司る役割)が関係しており、主に「白、赤、緑、紫」の4色が典礼色として用いられていると言われております。
典礼の内容や時期によって色が使われていたりストラ(ストール)やカズラ(マントのような羽織もの)などの祭服などに使用されているそうです。
中でも赤は情熱や精霊の炎、血、庇護や慈愛などを象徴する色とされ、自分の命を投げてでも人々の幸福に配慮することが大切とされている司教の強い覚悟を象徴する色として使用されています。
サンタクロースのルーツと考えられている聖人ニコラウスが主教であることから、赤い服が着用されたのかもしれない。
じつは18世紀から19世紀のヨーロッパでは今のような赤と白の服装ではなく、緑や紫色、青や黄色など、さまざまな世界の服装をしたサンタクロースが描かれていたといいます。

※18世紀から19世紀に描かれたサンタクロースの服装
その後、1931年のとある広告をきっかけに「サンタクロースと言えばそういう人」という世界の共通認識のような人物が現われます。そう、毎年おしゃれなCMをこの時期に届けているコカ・コーラ社です。
コカ・コーラ社が1931年に打ち出した広告のサンタクロースがどんどん世界に広がり、今ではサンタクロースと言えば…というロールモデルになっています。

※コカ・コーラ社が広めたと言われるサンタクロースのイメージ
バレンタインのように企業のキャンペーンがきっかけでサンタクロースという存在が実現していたのは驚きですね。
いかがでしたかでしょうか。
サンタクロースについてルーツや服装の歴史など、知れば知るほど興味深く深くなりますね。
